カテゴリ: 介護・高齢者対策
要介護3の壁
昨年の制度改定の後から、「介護度認定が軽くなっている?。」といった声を聞きます。実際どうなのか?
区内の要介護度「認定」の変化を見ました。2010年と12年を比較すると、要介護・要支援の認定を受けた方が559人(7.3%)増加しています。増えた割合が多いのは、「要支援1」が約1.5倍。圧倒的に要支援1・2と要介護1が増えています。要介護4は横ばい、要介護5は、一定増加してます。
逆に何故か?減少しているのが…「要介護3」で200人減少(減少率16%)。
確かに介護認定状況に変化があるようです。 これは何を表わしているのでしょうか?。
認定の軽度化で必要なサービスを維持できるか心配。
【相馬けんいちニュース 2013/5/12 №996 より】
安心して入れる特養ホームをもっと!
介護度の重たい要介護4・5の方で待っている方が、350人以上になっています。
元気で長生きを支える社会が大切です。また、できるだけ、お家で看とれればいいのですが、介護保険だけでは困難で…、結局、がんばれる家族と経済力が必要なのが現実です。
施設でもお家でも幸せを感じられる介護や高齢者福祉をしっかり作りたいものです。
施設の負担が大変で、在宅でがんばっている方も少なくありません。
国民年金受給者の平均額は、5万円台、年金がない方も約8000人います。 施設入所者の約7割の方が非課税世帯(世帯分離のケースも)で年金80万円以下の方が半数以上です。
課税世帯も補助があっても、さらに負担が大変です。
【相馬けんいち区議 区政ニュース3・17 より】